研究・教育機関としての当センターに対するご理解とご協力のお願い
慶應義塾大学予防センター長
慶應義塾大学予防医療センターは、慶應義塾大学医学部及び慶應義塾大学病院を母体とする組織であり、診療機関であることはもとより、医療に関する研究・教育機関としての側面を有しています。
すなわち、当センターは、研究・教育機関として、次のような特色を有しています。
1 研究機関として
当センターでは、診療の過程で得られた受診者の症例や検査データ等を、医学の発展その他の学問研究のために活用(利用)しています。例えば、定期的に検討会を行い、その経過と治療法について詳細な分析を行っております。必要に応じて、他の診療科にも診療を依頼します。また、今後他の医療機関での治療においても有益、重要な情報をもたらすと判断された場合には学会等の場で発表することもあります。学会等の場で発表するにあたっては、受診者が特定されないよう匿名化するほか、受診者の皆様のプライバシーにも十分に配慮いたします。詳しい内容については下記のリンクをご参照ください。
2 教育機関として
当センターにおいて診療に従事するスタッフの中には、研修医が含まれます。研修医は、医師免許を有しておりますが、自己の経験を高め、技術を磨く等のために、一定期間当センターにおいて臨床研修を行っているものです。
また、診療の場に、将来医師、看護師その他の医療従事者を志す学生が立ち会うことがあります。学生の立ち会いは、大学教育の一環として、学生に臨床診療の現場を体験させることによって、その医学的知見を深めること等を目的に行っています。学生が診療に関与する場合、一定の要件を満たす医師(指導医)・看護師(指導看護師)等がその場に立ち会うとともに、当該学生の習熟度に応じた必要かつ十分な指導・監督を行います。
以上、受診者の皆様におかれましては、当センターが、診療機関であると同時に、研究・教育機関でもあることをご理解いただくとともに、当センターにおける業務にご協力いただきますよう、お願い申し上げます。
なお、上記についてご不安やご質問等があるときは、下記担当部署にお問い合わせください。
慶應義塾大学予防医療センター
電話番号: 03-5843-6085
※月~土曜日(休診日を除く) 8:40~16:30