慶應義塾大学病院 予防医療センター

研究

循環器グループ

私たちは臨床において最新の医療機器や診断方法を活用し、心臓・大血管を中心とした予防医学のエビデンスの構築を目指しています。また、基礎研究では加齢・生活習慣関連の心血管疾患の上流要因となる病的血管を対象とし、AI・シングルセル解析なども行っています。

消化器グループ

私たちは高血圧、脂質代謝異常と消化管疾患、肝疾患との関連、検診における内視鏡検査の役割、AIを用いた内視鏡検診の精度を研究しております。また、MRI検査を用いた膵のう胞性疾患の拾い上げ、立位CTを用いた腸管機能評価なども行っています。

腎臓内分泌代謝グループ

私たちは予防医療研究として、未病から生活習慣病、致死性疾患へのステージ移行に対し、細胞外器質の変容と組織リモデリングに注目し、肥満と心血管疾患の発症機序を基礎研究を通じて探求しています。また、健康から未病の段階で、ウェアラブルデバイスと機械学習を活用したデータ分析を通じて、生活習慣の影響を調査し、老化遅延に繋がる新しい方法を臨床研究を通じて開発しています。

精神神経グループ

私たちはヘルスケア機器を用いたメンタルヘルス状態の予測、ビジネスパーソンのストレス評価、認知機能予測に基づくテーラーメイド行動変容プログラム開発による認知予備力向上を進めています。睡眠、食事、運動等の生活習慣の改善や、マインドフルネス・ポジティブ心理学がレジリエンスの向上につながることを検証しています。